英棟
| 英棟共和国 | |
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← 荘内 → | |
| 政体 | 共和制 |
| 元首 | |
| 首都 | 英棟 |
| 主要都市 | 高核,ダナラス,首基,ソロズ |
| 人口 | 約914万人 |
| 成立年 | 2241 |
| 崩壊年 | |
| 備考 | |
英棟共和国 とは 森惑星 の サズア大陸 の北部と接する島国。首都は 英棟市。領土は英棟本島の他に西のダナラス島と東の台河島、首基島、サズア大陸の竜角岬のごく僅かからなる。海峡を通じて西は デアラ、東は 東然 と 荘内 と隣接している。公伝連邦 の所属国である。
概要
赤道近くに位置しており、気候区分では熱帯に位置付けられている。地形は英棟本島では北部が山がちな地形となっている一方、南部は平坦な土地となっている。それでも国土が狭いため、人が安全に暮らせる場所は少ないことから埋め立てによる領土拡大や整地が多い。それ故、英棟本島東部の英棟市と高核市、台河島は高度に都市化されており、原生の植物は存在しない。
国名
英棟 という名前は元々領土を有していた東然が貴族の別荘地を表した名前「英雄棟」からきている。
国旗
英棟の国旗の要素はそれぞれ意味が含まれている。
- 上半分の紫色: 夜空
- 下半分の水色: 自然と海
- 黄色の円: 満月
- 白色の星: 左から英棟本島、ダナラス島、首基島の3島を象徴とする星
歴史
現在の英棟の島々に人類が住み着いたのは緑歴元年からおよそ5000年前ではないかという説がある。
中世になる前後の12世紀では南と接する東南陸国では「周（現在の新南に相当）」「苑（現在の苑西と低東に相当）」「城（現在の東然に相当）」の3つの国が成り立つ中、英棟の島々も一つの国家「城北国」として設立することになった（のちに設立された城北帝国とは無関係）。しかしのちに東然帝国の領土として編入されることになる。そして東然の人々は過ごしやすい気候と見たことのない海に囲まれた島々を目にしたことで、貴族の別荘にしようと、この地を「英雄棟」として略して「英棟」と名付けることとなった。
近世になると航海時代の影響を受けるようになり、19世紀ごろに都環帝国の植民地として変わるようになった。都環帝国がのちに公伝帝国に変わってくると、公伝帝国の領土拡大の拠点として使われるようになった。公伝としてはもともとは竜角岬の全体を領土としたかったが、北平洋沿いの地域までしか領土を持たなかった。現在の荘内にあたる北平洋沿いとは同じ植民地だったが、先にこれらの領土は荘内として独立。しばらくの間は公伝の植民地として支配されていた。
近代になると西に隣接するデアラ島がサブラダの領土になったことで公伝帝国と衝突が発生。これが緑歴2091年に公佐戦争へと発展することとなった。この慰霊碑は本島西部のルラシン村に位置している。サブラダの進出が本島中部にまで影響したことで、名前の付け方もナルリルと先汁の間で大きく異なるようになった、
23世紀に入ると元々サブラダの植民地だったデアラの住民が多く、西洋東洋の境界点を持つために独立の声が強く、2241年に独立を果たした。しかしながらしばらくの間、デアラ島はサブラダの植民地のままだった。24世紀中ごろに入るとサブラダ革命が始まったことにより隣接するデアラ島が独立を果たしデアラ共和国が設立することになると、英棟にも社会主義化が波及しかねないと警戒することになり、開発独裁体制が始まった。資源がないためにこの間は海外から資本を集め、いち早く工業大国、ゆくゆくは商業大国として経済成長を遂げるようになった。2419年になると国自体が成熟したことや行き過ぎた海外誘致政策に批判が生じたことにより開発独裁体制は終了し、民主化を果たすようになった。
産業
領土が少ないため、本国の産業は第三次産業に大きく依存している。
元々は西洋と東洋の境界点だったため、海上交通の結束点として機能している。
首都である英棟市と主要都市である高核市は近代に開発を始めた完全な計画都市としている。一方のダナラス島では自然が残る箇所が多く、熱帯雨林を活用した観光地が数多く存在する。
交通
英棟国の鉄道は公伝植民地時代から整備を始めたことが始まりである。現在は英田浦鉄道で支えている。以下の路線が存在する。
- ダナラス市から高核市へとつなぐ本線
- 高核市から台河市を経て首基市へとつなぐ東臨海線
- タザマ町からファジリ町までつなぐ短い路線のファジリ線
- 英棟市から唾丘市までつなぐ唾丘線
英棟市と高核市では公共交通機関が高度に整備されており、市民の移動手段として親しまれている。その背景には渋滞の緩和を目的に自動車税がかなり高く設定されていることが要因である。その関係で道路網の整備は最小限に留めており、ドライビングの手段は限られている。
