VeLocomotive16

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VeLocomotive16は2016年より制作を開始したWWA素材のシリーズです。

各素材のモデルと仕様

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電気機関車です。連結器は自動型で多くの荷物を運べるように電車とは違う強力な装置を幾つか搭載しています。

モデルはEF64の1000番代ですが、1980年代中頃に作られた電気機関車をイメージしています。なお、1980年中ごろ、日本の鉄道貨物輸送は衰退期に入っていたのか民営化直前までに新しい貨物列車の系列が出てくることはなかった模様。悲しい。

VeLocomotive16-2

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ディーゼル機関車です。凸型の形状をしています。

モデルはDD51です。若干の差異があると思いますが、「機関車といえば、これ!」と想像できるようにしています。

VeLocomotive16-3

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蒸気機関車と客車です。といっても、蒸気機関車も客車も日本式なので、WWAの標準素材である西洋には合わないかもしれません。

蒸気機関車はC11型がモデルです。3軸車になります。小型でどの路線でも効く汎用性の高さから、現在動態保存しているSLの中では結構な数を持ちます。あのSL大樹もC11型です。

客車は12系がモデルです。急行型客車です。客車の中では (多分) 人気が高く、今でも観光用で抜擢されるとか・・・。

蒸気機関車と客車の間の連結部分は VeLocomotive16-1 や VeLocomotive16-2 と共通ですので、客車だけ持ってくこともできます。

VeLocomotive16-4

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西洋風の蒸気機関車と客車です。蒸気機関車はごちゃまぜにしていてよく分かりません。分かる範囲で言えば、イギリス国鉄の2形2-6-0グレート・ウェスタン鉄道の3700形 を参考にしています。

鉄道の元祖であるイギリスの蒸気機関車の特徴をある程度取り入れています。

  • ライトが無い
  • 車輪が大きい
  • ねじ式の連結器

WWA の世界ではそんなに人口も少なく長距離を走る蒸気機関車もそうそう少ないので、タンク式にしています。縦でも横でもすべて物体パーツで登録する必要があります。

客車はオーストリア国鉄の客車をモデルにしています。東洋経済オンラインの記事にあるチェコ(元オーストリア)の客車 を参考にしています。形式は分かりませんが、調べれば出てくるはず・・・。

ドアは外側に開きます。ドアレールがドアの上部にあるのはこのためです。デッキも車掌室も客車の中にある、現代的な客車になるため、近代的な蒸気機関車と合わせるにはちょっとミスマッチかもしれません。

VeLocomotive16-5

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西洋風電気機関車と2階建て客車です。電気機関車は ドイツ鉄道の101型 をモデルにしています。ハイパワー電気機関車! 旅客専用ですが、高速走行もできます。 ヨーロッパの電気機関車では製造会社が用意したベースから製造することが多く、自分が知っている中では ユーロスプリンター が存在します。

客車もドイツ鉄道の客車 Regional Express をモデルにしています。ドイツ鉄道の客車の様々な形式を1つにしているため、一概にこれとは言えません。ドアは1階にのみ存在し、両端の平屋部分にはありません。日本の場合だと両端の平屋部分にドアが配置されていますが、ヨーロッパの客車列車だとプラットフォームの高さが2階建て車両の1階部分が基準になってくるためです。つまりはヨーロッパの鉄道駅のプラットフォームは日本のものよりも結構低かったりする、というわけです。 (多分)

駆動車もあります。客車列車で折返しを行う場合は機関車を機回しで行う必要がありましたが、電車のように手間なしで折返しができる「推進運転」(機関車を後ろにして運転)を実現するために用意しました。推進運転をする場合は客車の駆動車が先頭車になります。