レベグ星
レベグ星 (―せい) とは、惑星の1つ。アース系 で文明が発達するよりも前に文明が存在していた惑星である。
概要
大昔に開拓された惑星。魔法技術が非常に発達しており、魔法依存社会を作り上げてきたが、何度かの文明崩壊により、現在は跡形が無い。
レベグ星の歴史では「方歴」で表記されていて、方歴元年が当惑星の文明開始の年とされている。
方歴11世紀から魔法を発明し、29世紀後には魔法により生活を豊かにしていったが、魔法による副作用を起こし、今まで発明してきた魔法技術が失われてしまった。後に副作用のない安心して使える魔法技術を約14,000年間発達していった。しかし惑星の資源の枯渇により争いがはじまり、最終的には終滅戦争で文明が滅亡してしまった。残った人々はその記憶がアース系といった他の惑星へ飛ばされていった。
ここで暮らす人は旧人というもので、アース系の人類とは違った特色を持つ。
歴史
1004年に魔法が発明されて以来、魔法を中心とした大規模な文明を築いていった。4139年には魔法の副作用による大規模災害が発生したが、7411年で完全に復興した。
しかし、21413年に終滅戦争が発生。魔法文明は滅亡してしまったがかろうじて魔法は扱えることから、人類存続のために22203年に最後の手「テレポート=メモリー」を唱えた。「テレポート=メモリー」とは、唱えた人が不特定多数の中からランダムで選別された1人に対して、唱えた人の脳内の記憶を送る魔法である。この魔法により、知能が乏しかったアース系の各惑星の人類は、レベグ星で培った技術のおかげで飛躍的に向上。各惑星で文明が作られ、今のアース系が出来上がった。
その後の25111年に当惑星の人類は資源不足により滅亡した。
- 1004 - 魔法学者ロンマが自然現象を元に魔法が発明される
- 2910 - 魔法技術がより高度になる
- 4139 - 魔法の副作用による大規模災害を起こす
- 7411 - 魔法の改良の行い、大規模災害以前の水準に戻った
- 21413 - 終滅戦争 これまで栄えてきた魔法文明が滅亡となる
- 22203 - 人類存続の最後の手「テレポート=メモリー」を唱える
- 24609 - アース系フォレスト星にレベグ星のある一人の記憶を持つ人が生まれる
- 25111 - 「デトラル」が死亡 レベグ星の人類は絶滅
- 27928 - 「デトラル」の記憶がフォレスト星に到着し、最後の古代神が生まれる 緑歴元年
現在
緑歴2450年(=方歴30378年)では、人が残した痕跡が全て消滅し、無人の惑星となっている。