西低東鉄道
西低東鉄道 (にしていとうてつどう) とは、低東 の 久慈田 に本社を置く鉄道会社。低東国の西部に位置する久慈田とその周辺の鉄道路線を運行、保有している。
概要
低東西部に位置する首都久慈田への通勤輸送と観光輸送を1つの鉄道会社で担っている。久慈田市内の短距離輸送は久慈田交通局が、久慈田からの遠距離輸送は低東幹線が担っているが、鉄道会社としての規模は大きい。西低 という略称を持つ。また、低東幹線については西低東鉄道管轄の駅への直通を実現するために西低東鉄道の線路を借りて運転することがあり、低東幹線から西低東鉄道に線路使用料を支払っている。
また、苑西や蕨江への国際特急が運転されており、国境を超えた輸送もこの鉄道会社の特徴である。蕨江と苑西の鉄道路線は幹線は基本交流電化のため、全線交流電化か気動車で走行している。
歴史
西低東鉄道が走行する低東は元々小規模国家の集まりであり、設立当時は龍清帝国に位置していた。龍清帝国は当時、産業集中整備計画を実行し、短い期間でより効率的に整備を進めるように計画していた。鉄道路線もその一環として西低東鉄道のみで整備を続けた。
その後、低東統一国家誕生や軍事強化のための国有化の波によって、国際路線を持つ西低東鉄道もその影響を受けた。豪湾本線を全区間国有化されてしまい、西低東鉄道は地域輸送中心の経営の切り替えを余儀なくされた。赤字経営を少しでも小さくするために立岸から舌半島までの観光路線を敷設し、観光収入を得ることにしたが、孤立路線であり国有化してある豪湾本線との直通が認められていないため思ったほどの効果は得られなかった。さらに24世紀では戦時体制により運営を休止させられたり、設備を破壊されたりしてしまった。
敗戦宣言を受けた後は国有化されていた豪湾本線を取り戻すことになり、経済支援もあって国際特急の運転再開をはじめとした遠距離重視の経営に戻ることになった。
保有路線
豪湾本線
久慈田を起点とし、蕨江の金地までを結ぶ鉄道路線で、西低東鉄道では瀬ノ間駅まで取り扱う。
昔から低東西部は竜口海沿いに豪湾道が整備され、鉄道路線も並行して豪湾本線を整備している。
地原本線
久慈田から東へ走る路線。終着は地高駅だが、当社は塚戸駅まで取り扱う。塚戸から先は飛択鉄道が担当する。
車両
長らく鉄道車両は保守性を考慮して普通列車を中心に客車列車を走行していたが、モータリゼーションに伴う乗客数の減少や折り返しの手間の削減を目指して2410年代から電車の普及が進んだ。
40系以前は1桁目が番台を示している。車両番号は別枠で用意している。
5-00-0系以降は、ハイフンが2つに区切った形で形式番号を示していて、左が世代、真ん中が編成番号、右が車両番号を示している。気動車は2両か1両で構成されることが多いため、車両番号の区切りは用意していない。
40系
2408年に運転開始。当社初の通勤電車。
久慈田都市圏の人口が増えると当社内の路線に客車列車はますます不向きになり、通勤特化の開発が迫られた。当初から地原本線の近郊輸送を担っていて、車内はロングシート。
この40系の開発で得た成果は、後の5-00-0系に反映されることになる。
5-00-0系
2422年に運転開始。車内はボックスシートか転換クロスシート。WWA素材である VeTrain16-1 のモデルがこれだったりする。
2450年現在、本系列が当社の最大勢力である。15年間製造を続け、当社内の客車列車を一掃した。
5-00形
2431年に運転開始。気動車。
6-00-0系
2439年に運転開始。車内は転換クロスシート。
関連項目
- 岸中鉄道 - 低東国で一番長い路線網を持つ
