19Tram
19Tram は2019年に制作したWWA素材のシリーズです。路面電車の設置を想定しています。
各素材の仕様とモデル
19Tram-1
1950年代の高度経済成長時代に作られた路面電車がモデルです。
前面のスタイルは2つ選択することができ、前者の窓上前照灯タイプは阪堺電車、後者の窓下単体前照灯タイプは都電7000形(車体更新前)がモデルです。
前方のドアは戸袋を収めるスペースが存在しなかったため、折戸を採用しています。パンタグラフはビューゲル式と菱形を用意しています。お好きにどうぞ。
19Tram-2
1980年代に作られた路面電車がモデルです。この頃から大都市では地下鉄の進展により路線網を減らしていて、必要最低限に抑えた実用形路面電車というスタイルで登場しました。モデルは広電の800形や伊予鉄道のモハ2100形でしょうか。両者とも乗ったことが無いので調査がてら旅行しに行きたいです。
カラーリングは清潔な白をベースに、床下は床下機器の色と揃えるために灰色にし、窓周辺にオレンジ色をチョイスしたものになります。
まさに「実用形」というように、フォルムは箱型で抑えながらも、正面運転席側では窓を側面まで面していることで、眺望を阻害しないところが特徴です。また、前代(多分 19Tram-1)の反省としてか、前方のドアが両開きになっています。また、吊り掛け駆動ではなくなったことから、台車も変更が入っています。
そういえば、この時期の路面電車って「軽快電車」と言われてましたよね。
19Tram-3
近頃話題のLRT方式の路面電車です。モデルはアルナ車両のリトルダンサーUaです。
カラーリングはこれまで制作した車両にはなかった紫色をチョイスしています。帯の入れ方からして半蔵門線だと思う人もいるはずです。
3車体構成が特徴で、真ん中の車両には車輪が付いていません。台車は車体に覆われていますが、メンテナンスの際に外れる設計になっています。前代(多分 19Tram-2)の車両に比べて、台車の軸間の距離を短くしています。
ドアについては、前方のドアが折戸に戻っています。後方のドアは引き続き引戸です。